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ダンスを踊りましょう2010.06.03 Thursday
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カイトの顔が古くさキモイ。大体イケメンのカイトが想像し難(ry
今描いてるシンデレラパロ。
カイトのポーズを決められなくてずっと完成しないままです。
むかしむかしある街で、いじわるな継母の元で召使のように働かされているシンデレラ。
ある日家に宮廷の使いがやってきて、舞踏会が開催されることを知ります。
いじわるな継母と姉たちは美しく着飾って舞踏会へ行き勇みますが、招待状は3人分だけ。シンデレラは家で留守番です。
いつかワルツを踊ってみたいという夢を捨てきれなかったシンデレラは、涙を流して空を見上げます。
そこへ、魔法使いがやってきて、シンデレラのボロボロの衣装をドレスに変え、立派な馬車をあつらえ、招待状を手渡しました。
魔法で一晩だけ舞踏会に参加できるようになって大層喜んだシンデレラでしたが、舞踏会とは名ばかりで王子様の婚約者探しの場だということを知ります。
純粋にワルツを踊りたかったシンデレラは嘆き悲しみ、庭園の東屋でひとりダンスホールから漏れ聞こえる音楽に身を任せて踊り続けます。
そこへ、宮廷の庭師がやってきてシンデレラをダンスに誘いました。
ふたりとも正式なレッスンを受けていない、見よう見まねのワルツでしたが、とても楽しそうに踊っていました。
時計の針が刻々と進み、ついに12時の鐘が鳴り響きます。
12時を過ぎるとシンデレラの魔法はとけてしまいます。
庭師から離れて慌てて駆け出すシンデレラ。
逃げるシンデレラを追いかける庭師。
庭師は普段力仕事をしているので体力には自信があります。
おまけにシンデレラは履き慣れないガラスのピンヒールですので、ふたりの距離はどんどん縮まり、ついに腕を捕まれてしまいました。
その瞬間魔法はとけて、庭師の傷だらけのゴツゴツした掌が捉えたのは、同じように家事で荒れてしまったシンデレラの指先でした。
灰で薄汚れた服と、土のついた靴。
恥ずかしがって顔を覆い隠すシンデレラを優しく抱きしめて、涙をぬぐってやりました。
化粧気のない顔ではにかむシンデレラの姿は、どの瞬間より一番美しいと庭師は思いました。
ってね!
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